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ISコード適用について

NKでは平成22年7月よりISコードを適用します。
それに従って、排水量計算、クロスカーブ、許容GoM曲線の内容および表示が大幅に変更されます。
排水量およびクロスカーブは、トリムフリーで計算したものがベースになる為、損傷区画なしの浸水計算をしてその結果を数値で表示することになります。
現実的に考えると、排水量計算に関してはトリムベース(0.5m~1.0m毎)の計算値を、クロスカーブに関しては仮想重心(LCGおよびKG)による各ヒール(0°~80°)の計算値をそれぞれテーブル化して、船長の為の復原性資料として作成しなければなりません。
このことにより、従来の復原性計算は完全に2つの異なった方法で計算し、評価することになります。
即ち、ローディングマニュアルの中に入れるトリム計算および復原性計算はトリムフリー(損傷区画なしでの浸水計算)で計算し、手計算で計算する時は、船長の為の復原性資料として作成した排水量等の数値表とクロスカーブの数値表を駆使して計算することになります。
また、そのことにより許容GoM曲線は判断基準とはならず、あくまで参考値としてしか使えなくなります。
積付け計算に関しても、精度の比較はローディングマニュアルの数値なのでトリムフリーでの計算が要求され、大幅な変更を余儀なくされます。

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