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穀類積計算・トリムドとアントリムドが出来た背景

トリムドは、穀類の表面を出来るだけ水平に且つ滑らかにするために、船に前後のトリムを付けながら、最終的には人手を介して積み付けていかなければ成りません。
当然、満載に近くなれば、人が狭いスペースに入り込み作業しなければなりません。
港湾労働者にとっては、非常に厳しい労働環境で、その上危険が伴う作業を強いられました。
その当時のアメリカの港湾労働組合は、労働環境を改善することに重点をおいていたのでこのトリムドの作業が標的になり、国会議員まで動かして法制化しようとしました。
その結果として、アントリムドの考え方が生まれました。
そして、アントリムドは、荷主にとっては低コストになり、港湾労働者にとっては危険な作業がなくなるので、急速に広まっていきました。
このようにして出来たアントリムドを推奨するのは当然のことであり、その流れで規則の解釈も変えているとしたら、作られた経緯をふまえた適切な規則運用になっていると考えたいです。

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